【赤ちゃんが耳垂れ】中耳炎治療による鼓膜切開と

中耳炎とその治療法について

耳を外から見ると、一番奥に鼓膜、そして鼓膜の奥にある部屋のことを中耳(ちゅうじ)といい、ここに膿が溜まったり、溜まっていた海が鼓膜を破って耳から出てくるような状態が中耳炎です。

耳の構造と中耳炎

出典)滲出性中耳炎|医療法人梅華会グループ

この中耳は鼻の奥と管でつながっていて、菌は耳の外からではなく、鼻の奥から入ってきます。

つまり、プールやお風呂の水は関係なく、風邪がきっかけで増えた菌が鼻から耳へ入って中耳炎を起こすということ。

小さいうちは、風邪とセットのように中耳炎になるものなので、鼻水が出るたびに中耳炎になる子も多いようです。

子どもがよく中耳炎になるのは風邪をひきやすいということもありますが、それ以外にも子どもの耳の管(耳管)は大人と比べ、太く短く、傾きも水平に近いので、菌が鼻から耳に入ってきやすいという耳の構造の違いにも原因があります。

子供の耳の構造と中耳炎

出典)みみ・はな・のどの病気|くさの耳鼻咽喉科

中耳炎は風邪のように1週間で治るものではありません。

中耳炎の膿が完全に抜けるのは、早くても1カ月、膿の量が多いと、2~3ケ月かかることもよくあります。

中耳炎は治る途中で名前が変わり、痛みや腫れの強いはじめの1週間を「急性中耳炎」と呼び、ピークを過ぎて残りの膿がだんだん抜けて治っていく時期を「滲出性中耳炎」と呼んでいます。

中耳炎の基本的な治療方法は、以下の3つです。

1.まずは痛みを止める

中耳炎の痛みは、一晩か、続いても2~3日なので、痛み止めで乗り切りましょう。

もし夜や休みの日に耳を痛がったら、手持ちの痛み止めを一回使い、次の日、耳鼻科を受診してください。

痛み止めを飲んでも、痛みがとれない時は救急へ。

2.みみだれが出たら外だけ拭く

膿がパンパンにたまると鼓膜に穴が開いて、自然に膿が出てきます。

私が見た赤ちゃんの大量の耳垢はこれ。

耳の周りの「みみだれ」は拭いてしまって、穴の中の膿は耳鼻科で吸い出してもらいましょう。

3.腫れがすごく強い時だけ抗生剤を飲む

ほとんどの中耳炎は、抗生剤を使わずに治りますので、抗生剤は腫れが非常に強い時だけ使うことが多いようです。

続いては、私の赤ちゃんの中耳炎治療の具体的な経過について、お話していきます。

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