仮面夫婦が離婚を決断するために必要な3つの切り口

【ポイントその3】一緒にいることで感情が大きく揺れるかどうか?

結局、私が言いたかったことはこのことに尽きるのですが、離婚するかどうかを決断する判断材料として一番適切な答えは、「パートナーと一緒にいることで、一人でいるときよりも感情が大きく揺れるかどうか」ということに尽きます。

パートナーと出会った時のこと、付き合い始めようと決断したときのこと、結婚する事を決断したときのことを、よく思い出してみてください。

その時、あなたは感情が強く揺さぶられていたのではないでしょうか?

感情が揺さぶられたから、パートナーと一緒にいようと決めたのではないでしょうか?

人間が一人ではなく二人でいることを選ぶ理由はたった一つ、それは「一人の時よりも強い感情を得たいから」です。

それがコミュニケーションの原点であり、夫婦が二人でいるための根本理由です。

不快な感情を継続的に感じている場合

では、二人でいることによって不快な感情を継続的に感じてしまう場合はどうなのでしょか?

そのような状態でも、「一人の時よりも強い感情を得ている」から、二人でいる方がいいのでしょうか?

それは、ラブラブなカップルが喧嘩した時をイメージしてもらえると理解しやすいと思います。

ラブラブなカップルほど、ほんの些細なことで馬鹿みたいに怒鳴りあいの喧嘩をします。

その時は一時的に不快な感情をたくさん感じますが、それからしばらくすると何らかの方法で仲直りして、またラブラブなカップルに戻っていきます。

喧嘩をする(一時的な不快な感情=変化を求めるシグナル)

何らかの方法で仲直り(二人の間に小さな変化が生まれる)

ラブラブなカップルに戻る(心地よい感情を感じる)

このプロセスを他人事のように眺めてみると、このカップルにとって喧嘩をする理由は、どうでもいいような小さな出来事に対してお互いが真剣に向き合い、お互いに意見をぶつけ合い、二人でその出来事の解決に取り組んでいることが分かります。

そう、この時点における「喧嘩」をするという手段は、この二人にとっては「目の前の問題を解決するプロセスの一部」なのです。

この例から分かることは、不快な感情とは「このままではいけない!一旦立ち止まって変化を生み出したほうがいいよ!」というようなシグナル(赤信号)の役割であることが分かります。

ですから、夫婦関係において不快な感情を感じ続けている場合は、二人の間に未解決案件があり、このままではいけないと無意識のうちに感じているような段階です。

この段階でやるべきことは、その「未解決案件」をお互いにとって前向な形で解決していくことであり、離婚する事ではありません。

二人が一緒にいても何も感じない場合

仮面夫婦で離婚したほうがいいと感じるケースは、その場に二人いるはずなのに、一人でいる時に感じる感情とさほど変わらない場合。

例えば、相手が何をしようと「無関心」であり、何を言われても「全く感情が揺さぶられない」ようになってしまっているのであれば、それはその二人に関係性はありません。

先ほどもお話しましたが、人間が一人ではなく二人でいることを選ぶ理由は、「一人の時よりも強い感情を得たいから」です。

既に夫婦がお互いに無関心になっている場合、もうその両者に二人でいる理由はなくなっていますので、そのような場合は離婚しましょう。

最後に一言

今回は、仮面夫婦が離婚を決断するために必要な3つの切り口についてお話しました。

夫婦といってしまうと様々な先入観が入ってしまいますが、先ほどお話したように、人間が一人ではなく二人でいることを選ぶ理由は、「一人の時よりも強い感情を得たいから」という視点から夫婦関係を眺めると、物事は非常にシンプルに見え始めます。

まだ不快な感情が感じられる場合は、二人の間にある課題に真剣に取り組んでいきましょう。

ただ、もうお互いに無関心であり、二人でいても何も感じない場合は、そこにはもう既に二人でいる理由はありませんから、離婚をして新しいパートナーを見つけたほうがいいと思います。

夫婦は人間関係を最も深く学べる場所であり、あなたが飛躍的に成長できるチャンスです。

それは、夫婦であるという事を続けたとしても、離婚という手段を選択したとしてもです。

一度、今の思考パターンから抜け出して、二人の関係を俯瞰(ふかん、あなた方二人を空から見るようなイメージ)してみるといいかもしれませんよ。

それでは!

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